TCS:前年同期比6.2%増となる9億8,400万ドルの純利益を計上

 
2016年10月14日


  • 売上高は前年同期比5.2%増の43億7,400万ドル

  • Digitalの第2四半期の売上高は、ビジネス・アジリティへの需要を推進力として16.1%増を達成

* 本プレスリリースの日本語抄訳では、会計年度表示を本社(インド)に合わせた表記としています。
(例:2017年3月31日を末とする会計年度は「2017年度」となります)

このページは2016年10月13日(現地時間)にインド ムンバイにて発表されたプレスリリースの抄訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
原文はこちら

2016-17年度第2四半期ハイライト
  • 総従業員数:371,519人
  • 新規採用者総数:22, 665人
  • 5,000万ドル超の契約規模帯に新たに加わったクライアント数:1社
  • 2,000万ドル超の契約規模帯に新たに加わったクライアント数:6社

2016年10月13日、インド・ムンバイ発-ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューションのリーディングカンパニーであるタタコンサルタンシーサービシズ(本社:インド・ムンバイ、以下「TCS」)は、IFRS(国際財務報告基準)に基づき、2016年9月30日を末日とする四半期の連結決算を発表しました。

TCSの代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)エヌ チャンドラセカランは第2四半期の業績について、次のように述べています。「今期はTCSにとってまれな第2四半期となりました。環境の不確実さの拡大によってお客様の間に慎重な姿勢が広がり、結果として今四半期には支出が控えられる傾向にありました。またインドや中南米をはじめとする市場での資産価格の変動も売上高拡大に減速をもたらしました。利益面では好調な四半期となり、複数の悪条件にもかかわらず規律ある取り組みと業務への注力が優れた利益率達成に貢献しました。」

さらに、「テクノロジーがビジネスの最前線となる状況がますます拡大してきている現在、この低迷は一時的なものに過ぎないと確信しています。TCSはその以前より注力している知的財産とソリューション、および将来の人材への投資を継続します。すでに18万人を超えるTCS従業員が、新しいDigitalテクノロジーに関する高度なノウハウについてトレーニングを受けています」とコメントしています。

TCSのCFO(最高財務責任者)ラジェシュ ゴピナタンは、「グローバルな通貨変動や四半期を通じた市場の資産価格の変動など、複数の悪条件にもかかわらず前四半期から利益率を改善し、好調なキャッシュ生成をはじめとして優れた財務実績を挙げた四半期となりました」と述べています。

第2四半期の成長は通貨固定ベースで前四半期比4.7%の成長を達成したライフサイエンス、ヘルスケアを筆頭とし、エネルギー・公益(3.6%増)、製造業(3.1%増)、旅客・観光(2.3%増)、および2%増の通信、メディアがこれに続きました。

地域別では欧州が通貨固定ベースで前四半期比3.7%の好調な成長を遂げ、アジア太平洋は同じく3.5%増、北米は1.4%増、英国は横ばいでした。インドは前四半期比7.6%低下し、中南米も不安定でした。

Digitalへの投資事例:

  • ブロックチェーンを専門とするBlockchain Centre of Excellenceでは、送金、国境間支払、貿易金融、KYC(顧客確認)、ならびに証券発行、取引、および処理での利用のためのソリューションを開発しています。

  • ロボアドバイザーとデジタルウェルスマネジメントを組み合わせた、新しいモバイル専用のバンキングソリューションの提供が開始されました。

  • TCSはオムニチャンネルのニーズに対応した、包括的な在庫管理を行うOmniStock™の提供を開始しました。この新ソリューションは一般的に使われている需要予測ではなく、リアルタイムの消費に基づく在庫閾値と補充トリガーが独自の特徴となっています。

  • TCS Assurance Innovation Labにて、Assurance AnalyticsとSmart Meter Testingのための新しいAI駆動のエンジンを開発しました。

  • 新しいVideo Assurance Labが設立され、複数のネットワークと複数のデバイスにわたるビデオ信号を対象とする、自動化されたテストケース実行の準備を整えました。

第2四半期の主な契約案件

  • 北米有数の食品・飲料および消費者向け製品メーカーから、各アプリケーションとITシステム全体が相互作用するデジタル業務に精通したプラットフォームを構築するための、戦略的パートナーに選ばれました。

  • 北米の大手製造業会社が支払いプロセスの転換を図るためにTCS TAPプラットフォームを採用しました。

  • グローバルな大手医療機器企業がエンドツーエンドの医薬品安全性監視サービスを行うために、TCS Advanced Drug Discoveryプラットフォームを採用しました。

  • 北米の大手年金基金から、デブオプス開発手法を活用したアジャイル型サービスデリバリーと運用モデルを構築する戦略的パートナーに選ばれました。

  • 欧州有数の医療および光技術企業から、柔軟性向上、開発期間短縮、サービスの質向上を実現するITインフラストラクチャプログラムのための戦略的パートナーに選ばれました。

  • 北米の大手小売企業から、IT業務全体の管理・転換を図るプロジェクトを受注しました。

  • アジア太平洋地域有数の通信会社から、カスタマーエクスペリエンスを大幅に向上し業務を効率化するためのオーダーツーアクティベートサービスの運用・デジタル化を受注しました。

  • アジア太平洋地域の大手金融機関から、TCS BaNCS™のコアバンキングソリューションが採用されました。

  • 中東・アフリカ地域の大手保険会社から、支払い・清算業務を展開するために、TCS BaNCS™が選ばれました。

  • アジア太平洋地域の大手石油・ガス企業から、グローバルでの事業の迅速な拡大、IT環境のシンプル化および相乗効果拡大、将来の成長を見据えたプラットフォームの構築を推進する戦略的パートナーに選ばれました。

デジタルサービスとソリューション関連の主な契約案

  • 欧州の製薬企業から、クラウドを通じて患者のバイタルサインを瞬時に分析するヘルスパッチの開発を受注しました。

  • グローバルな金融サービス会社から、ビッグデータを活用した大企業用データレイク導入を受注しました。

  • アジア太平洋地域の銀行から、多岐に渡るチャネルにおいてリッチで統一されたカスタマーエクスペリエンスを提供するための設計コンサルティングを受注しました。

  • 北米の製薬企業から、ビッグデータテクノロジーを使ったサプライヤーの供給プロセス分析を受注しました。

  • 欧州の製薬企業から、ユーザーエクスペリエンスの改善と統一ポータルの設計におけるコンサルティングを受注しました。

  • 欧州の銀行から、TCS独自の手法を用いたAPIプラットフォームのロードマップと運用モデル、アーキテクチャを設計するコンサルティングを受注しました。

  • 北米有数の製造業企業から、ユーザーエクスペリエンスの改善とブランドサイトの設計を受注しました。

  • 北米の金融機関から、ビッグデータプラットフォームのロードマップと運用モデル、アーキテクチャを設計するコンサルティングを受注しました。

  • 英国の製薬会社から、マスターデータ管理とビッグデータ技術を用いたR&D部門用のロードマップとアーキテクチャ設計における戦略的パートナーに選ばれました。

イノベーションと知的財産

2016年9月30日現在、TCSは当四半期に申請した118件を含め3,053件の特許を申請中で、これまでに423件の特許を取得しています。

人材関連

第2四半期末現在の連結ベースの総従業員数は、新規採用者数22,665人(純増9,440人)を含む371,519人となりました。ITサービスでの離職率(直近12カ月)は 11.9%に減少し、BPSを含めた場合は12.9%でした。女性従業員の比率は34.3%とこれまでで最高となり、従業員の出身国の数は129か国でした。

エクゼクティブバイスプレジデント兼グローバル人事部門最高責任者のアジョイ ムカージーは次のように述べています。「TCSはビジネスからの需要に合わせて雇用を継続すると共に、従業員がデジタルワールドで成功を収めるため必要な新たなスキルを学び、それらを習得できるよう働きかけています。多様性と複数のスキルセットを持つ、グローバルなプロフェッショナルによるチーム構築に引き続き注力しています。今年のキャンパストレイニーを対象とした研修も順調に進んでいます。」

受賞と認定

ビジネスリーダーシップ:

  • 米国の2016年トップブランドランキングの100位以内に2年連続でランクイン

  • IDCの2016年Financial Insights FinTech Rankingsで首位を獲得

  • Asia Pacific HRM Congress 2016において複数の賞を受賞

パートナー:

  • TCSとManila Water CompanyがTransformation Awardと2016 CIO 100を受賞

  • HPE Global SI Alliances Summit 2016 にて以下の賞を獲得

    • Top Infrastructure Solutions Partner 2016

    • HPE-SI-ISV Best Triangulation Partnership 2016

    • Outstanding Global Transformation Solution Partner

    • Partner of the Year – Americas

  • 2016 Oracle Partner Network (OPN) Cloud Program SolutionにてPaaS Partner of the Yearを受賞

サステナビリティ:

  • World CSR DayにてAsia Green Future Leaders Award 2016を受賞

  • 世界的な独立系CSR諮問機関であるEcoVadis より、3年連続でゴールド・レーティング認定を獲得

  • 4年連続でGlobal Dow Jones Sustainability Indexに選出

リーダーシップ:

エヌ チャンドラセカラン

  • ET Awards for Corporate Excellence にてBusiness Leader アワードを獲得

アーティ スブラマニアン(エグゼクティブ・ディレクター兼デリバリー・エクセレンス、ガバナンス、コンプライアンス責任者)

  • Business Today誌のMost Powerful Women 2016にランクイン


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